投稿日: 2025-06-09
2025年6月、えだ歯科医院では、選択理論心理士の深沢宗主先生をお迎えし、
外部講師による「ボイスチェンジ研修」を実施しました。
今回の研修では、院長はあえて席を外し、
わたなべ歯科の先生方と、当院スタッフが**“自分たちの言葉で医院の本質を再確認する”**時間を持ちました。
人と人が関係を築くのは、“ある問題を解決するため”。
これは職場だけでなく、夫婦関係や親子関係にも当てはまります。
えだ歯科医院もまた、
「健康を守り、育てる」「価値観に寄り添う」「三方よし」の理念のもと、
チームで解決すべき課題のために集まった組織であることを改めて実感しました。
「条件」だけで集まったチームは長続きしません。
“この医院の問題を一緒に解決したい”と思ってくださる方こそ、理念に共感する仲間です。
採用においても、その視点がますます大切になると学びました。
歯科医院では、一般企業よりも院長(経営者)とスタッフの距離が近く、
それゆえに以下のような特徴があることも再認識しました。
〈メリット〉
・意思決定が早い
・直接感謝や信頼が届く
・成長機会が多く、裁量も得やすい
〈デメリット〉
・感情の起伏がダイレクトに伝わる
・距離が近すぎて不満や意見が言いにくい
・役割と人格の境界線が曖昧になりやすい
「誰と、どんな問題を、どうやって解決していくか?」
その問いに向き合うことこそが、医院としての存在意義であり、
働く一人ひとりが未来に向けて道を描いていくヒントになる。
「院長とスタッフのどちらが我慢するか」ではなく、
何が“最適解”かを、共に見出していく関係を目指していきたいと思います。
深沢先生、気づきと学びの機会を本当にありがとうございました。
これからも私たちは、チームで問題を解決する力を磨き、
患者さんと社会の健康と幸福に貢献してまいります。