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先日、当院の新卒歯科衛生士・長谷川さんが作成した「未来予想図」と「マインドマップ」を見る機会がありました。

そこには、

「患者さんに寄り添える歯科衛生士になりたい」
「積極的に学び続けたい」
「患者さんやスタッフから頼りにされるDHになりたい」
「将来、子どもに憧れられる母親になりたい」

そんな愛情とエネルギーにあふれた言葉がたくさん書かれていました。

普段の長谷川さんは、物静かで、あまり多くを語るタイプではありません。

だからこそ、彼女が何を考え、どんな思いを持っているのか、私自身理解しきれていない部分もありました。

しかし、未来予想図やマインドマップを見て、その内側には大きなエネルギーと優しさ、そして輝かしい未来への思いが詰まっていることを知り、たくさんの力をもらいました。

そして何より、その姿に、21歳の頃の自分自身を重ねました。

私は防衛大学校を卒業後、海上自衛隊の幹部候補生学校で教育を受けました。

その中で、叩き上げで幹部になられた方の講義が今でも心に残っています。

「兵隊時代、自分の上司にはいろいろな人がいた。もし戦争になったら、この人の下では絶対に働きたくない、後ろから撃たれるような人もいた。しかし、この人のためなら命を懸けられると思える上司もいた。」

そして最後に、

「お前たちは将来、部下に死ねと命じなければならない時があるかもしれない。その時に、どんな人間なら命を懸けてもらえるだろうか。後ろから撃たれるような人間にはなるな。この人のためなら命を懸けられる、そう思われる人間になれ。」

そう教えられました。

この言葉は、今でも私の原点です。

そして私自身、

「将来、子どもに憧れられる父親になりたい」

という思いを原点に、たくさんの困難を乗り越えてきました。

だからこそ、長谷川さんが未来予想図の中に書いていた、

「将来、子どもに憧れられる母親になりたい」

という言葉が、とても印象に残りました。

人は、心の中にある大切な価値観や願いによって成長していくのだと思います。

先日の山田研修会でも、長谷川さんは確かな成長を見せてくれました。

歯周組織検査の姿勢一つとっても、研修前は前かがみで覗き込むような姿勢でしたが、研修後には背筋が伸び、患者さんと向き合う姿勢が大きく改善していました。

また、規格写真撮影の振り返りでは、自分自身で課題を見つけ、どこを改善すればもっと良くなるかを言語化できていました。

その姿を見て、とても頼もしく感じました。

人を育てるということは、教えることだけではありません。

若い仲間の夢や純粋な思いに触れ、自分自身が初心を思い出し、エネルギーをもらうことでもあります。

私にとって、スタッフの成長は自分の喜びであり、自分自身の成長でもあります。

そして、私の成功がスタッフの成功につながり、スタッフの成功が私の成功にもなる。

そんな関係性を、一人ひとりのクルーと築いていきたいと思っています。

これからも、えだ歯科医院は「健康を守り、育てる」という理念のもと、スタッフ一人ひとりが自分の人生の操縦桿を握り、自分らしく成長していける医院を目指してまいります。