50代女性 変色した歯を専用のホワイトニング「インターナルブリーチ」で白く改善した症例

ご相談内容

「以前根っこの治療をした歯が、変色して気になるので白くしたい」とご相談いただきました。

カウンセリング・診断結果

拝見したところ、右上の前歯（犬歯／3番）と左上の前歯（中切歯／1番） は神経がない「失活歯」で、中が虫歯になっていることにより濃い着色が認められました。

歯の色は、ホワイトニング材「オパールエッセンスBOOST」の色見本「シェードガイド」でやや暗めの8と評価しました。

また、全体的に軽度な着色や歯垢、歯石が見られ、歯茎や歯根の周りの組織に炎症が起きている軽度の「慢性歯周炎」であると診断しました。

患者様は「全体的にホワイトニングしたい」とご希望でした。

行ったご提案・治療内容

まず、歯周炎に対する治療として、歯ブラシの当て方やコツについてお伝えする「ブラッシング指導」と、歯垢や歯石を除去する「スケーリング」を行ってから、ホワイトニングを開始することを提案し、ご了承いただきました。

歯茎の炎症を改善させ、失活歯の内面の虫歯をきれいに取り除いてから、変色した失活歯の内面と表面に薬液を作用させるホワイトニング「インターナルブリーチ」を行いました。

インターナルブリーチでは、常に新鮮な状態に薬剤を保つことが出来る「オパールエッセンスBOOST」を使用することで、短時間で高い効果を得ることが出来ます。

薬剤を塗布し1回あたり20分置く処置を3回繰り返したところ、シェードガイドで4トーン明るい色に改善しました。

その後、患者様のご希望通り、歯科医院で専用の薬液を塗布し光を照射する「オフィスホワイトニング」で全体的なホワイトニングを行いました。

また、ホワイトニング期間中にしみる可能性があることを説明し、知覚過敏予防の歯磨き粉をご購入いただきました。

術後の経過・現在のご様子

全体的に歯の色が白くなり、明るい口元になりました。

患者様にも「白くきれいな歯になって嬉しい」と大変ご満足いただきました。

現在も定期的なメンテナンスにご来院いただいております。

この治療のリスクについて

・治療中、歯にしみるような痛みが出る場合があります

・得られる効果は歯の質により様々です。予定通りの白さに達しない場合もあります

・自費診療（保険適用外治療）です