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― 日々の診療の中で学び続ける、えだ歯科医院の歯科衛生士教育 ―

先日、群馬県のあすなろ歯科から、歯科衛生士の伊平泰子さんにお越しいただき、院内OJTを行っていただきました。

えだ歯科医院では、歯科衛生士が知識や技術を身につけるだけでなく、

「なぜ、この処置をするのか」
「この患者さんには、今、何が必要なのか」

まで考えられるようになることを大切にしています。

そのため、外部の歯科衛生士にも継続的に来院していただき、実際の診療を通した教育支援を行っています。

今回も、たくさんの気づきがありました。

今回のテーマは、シャープニングとSRP

今回のOJTでは、歯周治療の基本となる**シャープニングやSRP(スケーリング・ルートプレーニング)**について学びました。

まずは模型を使って、

  • 器具をどのように持つのか
  • どの角度で当てるのか
  • どのように動かすのか
  • どこを見て判断するのか

といった基本を、一つひとつ確認。

そして、模型だけで終わるのではなく、実際の患者さんの診療にも一緒に入っていただきました。

実際の口腔内は、一人ひとり違います。

歯の形も違えば、歯石の付き方も、歯ぐきの状態も、患者さんが感じる痛みや不安も違います。

だからこそ、

「この患者さんには、どうするのがよいだろう?」

と考えながら、実際の診療の中で学ぶことを大切にしています。

「できているつもり」に気づくことも、成長

その日の終礼で、歯科衛生士から印象的な振り返りがありました。

「普段できていると思っていたところが、実はできていないことに気づけて、とても勉強になりました。」

毎日行っていることだからこそ、いつの間にか自己流になっていたり、「これで大丈夫」と思い込んでしまったりすることがあります。

でも、

「できていなかったことに気づく」=失敗

ではないと私たちは考えています。

むしろ、

「次に成長できる場所が見つかった」

ということ。

自分では気づかなかった部分を誰かに見てもらい、現在地を知る。

そして、また練習する。

この繰り返しが、少しずつ確かな技術につながっていきます。

技術だけではなく、「考える力」も育てたい

今回のOJTで学んだのは、SRPの技術だけではありませんでした。

実際の患者さんを診ながら、

「なぜ、この器具を選ぶのか?」

「なぜ、この方法で行うのか?」

「この患者さんに、今、本当に必要なことは何なのか?」

と考えること。

私たちは、この「なぜ?」をとても大切にしています。

マニュアル通りに処置ができることも大切です。

しかし、患者さんのお口の状態も、生活背景も、価値観も一人ひとり違います。

だからこそ、知識や技術を身につけたその先で、

目の前の患者さんに合わせて考えられる歯科衛生士

になってほしいと思っています。

「学ぶ→実践→振り返る」を繰り返す

えだ歯科医院では、

学ぶ
↓
やってみる
↓
見てもらう
↓
振り返る
↓
もう一度やってみる

というサイクルを大切にしています。

一度の研修を受けて終わりではありません。

今回気づいたことを日々の診療で練習し、次の研修でまた確認する。

そして、できるようになったことを患者さんへ還元していく。

その小さな積み重ねが、数か月後、数年後の大きな成長につながっていくと考えています。

今回学んだ内容も、次の山田研修会へとつなげていきます。

スタッフの成長の先に、患者さんの健康がある

私たちが研修やOJTを行う目的は、資格を増やすことでも、技術試験に合格することでもありません。

その先にいる、

患者さんの健康を守り育てるためです。

できなかったことが、できるようになる。

できるようになったら、今度は「なぜそうするのか」を考える。

そして、その知識や技術を、一人ひとりの患者さんに合わせて使えるようになる。

そんな歯科衛生士を、医院全体で育てていきたいと思っています。

伊平さん、今回も遠方からお越しいただき、一人ひとりに寄り添ったご指導を本当にありがとうございました。

これからも、えだ歯科医院は、

「できるようになること」だけでなく、
「なぜそうするのかを考えられること」

を大切にします。

そして、

「歯だけを見る」のではなく、その先にいる「人」を見る。

スタッフみんなで学び、考え、支え合いながら、患者さんの健康を守り育てられるチームを目指してまいります。