投稿日: 2026-10-26
こんにちは。茨城県石岡市のえだ歯科医院、院長の吉田です。
当院では、患者さんの健康を守り育てることはもちろん、一緒に働くスタッフ一人ひとりが成長できる職場づくりを大切にしています。
そのために私自身が継続して学んでいるのが、選択理論心理学とリードマネジメントです。
今回は、AIを相手に実践的な対話を練習する「かたトレ」というロールプレイ研修に取り組みました。
今回のテーマは、「他責から自責へ促すギャップフィードバック」。
仕事でミスや問題が起きたとき、つい「なぜできなかったの?」「どうして確認しなかったの?」と問いかけたくなることがあります。
しかし、相手を責めるだけでは、本人の主体的な成長につながるとは限りません。
大切なのは、起きた事実を一緒に確認し、求められる仕事の基準と現在の行動との違いに、本人が自ら気づけるよう支援することです。
今回の研修では、次の4つのステップを学びました。
① 事実を確認する
誰が悪いかを決めるのではなく、実際に何が起き、どのように仕事を進めていたのかを確認する。
② 仕事の基準を共有する
本来どのような仕事が求められているのか、本人と一緒に考える。
③ 自己評価を促す
「その基準から考えると、今回はどうだったと思う?」と問いかけ、自分自身で振り返ってもらう。
④ 改善計画を立てる
次に何を変えるのか、いつから実行するのかを具体的に考え、振り返りにつなげる。
重要なのは、相手に責任を押しつけることではありません。
自分で変えられる行動に目を向け、より良い選択ができるよう支援することだと学びました。
今回の研修では、AIが部下役となり、私がリーダーとして面談を行いました。
1回目の結果は53点。
相手の話を聴き、改善策を考えるところまではできていましたが、本人に仕事の基準を確認してもらい、その基準に照らして自己評価を促す部分が不十分でした。
振り返りを行い、2回目に挑戦したところ、81点に改善しました。
まだまだ課題はありますが、実際に対話を練習し、フィードバックを受け、もう一度挑戦することで、自分自身の関わり方を見直すことができました。
知識として理解することと、実際にできることは違います。
だからこそ、繰り返し練習することの大切さを実感しています。
歯科医療は、歯科医師だけで成り立つものではありません。
歯科衛生士、歯科助手、受付など、それぞれのスタッフが専門性を発揮し、協力することで、患者さんにより良い医療を提供できます。
そのためには、スタッフが分からないことを安心して質問でき、失敗から学び、自分で考えて行動できる環境が大切だと考えています。
もちろん、医療の現場では患者さんの安全が最優先です。必要な指導や確認を行いながら、個人を責めるのではなく、チーム全体で改善できる仕組みをつくっていきたいと思います。
そして、スタッフに成長を求めるだけでなく、院長である私自身も学び続けること。
クルーの成長を願うからこそ、まず院長自身が成長し続ける。
この姿勢を忘れずにいたいと思います。
えだ歯科医院が大切にしているのは、「健康を守り育てる」という理念です。
それは患者さんの健康だけでなく、共に働くスタッフが成長し、やりがいを感じながら働ける環境づくりにもつながっています。
一人ひとりの価値観を尊重し、互いに支え合い、共に成長できるチームを目指して。
これからも、日々の診療と学びを積み重ねてまいります。
えだ歯科医院
院長 吉田 幸司
